脱毛器の効果を高めるカギは「保湿」!!

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※ 脱毛期間中にサロンやクリニックで絶対に注意されるコト.

脱毛サロンもしくは医療脱毛クリニックで「脱毛中は必ず保湿を怠らないでください!」という言葉を言われた経験がある人は少なくないでしょう。

脱毛サロンでは特に日頃から保湿を心がけるように口を酸っぱくして言われます。それほどまでに脱毛期間中の「保湿」は非常に重要な役割を担っているのです。

脱毛期間中の肌の乾燥は様々なリスクが!

脱毛期間中に肌が乾燥しているというだけで多くのデメリットがあります。例えば・・
照射時に痛みを感じやすくなる.
照射の際に赤みや炎症といった肌トラブルが起こりやすく、かつ治りにくい.
脱毛効果が落ちる.
乾燥肌・敏感肌が慢性化する場合がある.
もともと乾燥肌ではなかったけど脱毛器を使ってから乾燥肌になった!

などなど、そのリスクは様々です。このような乾燥肌を放置して、さらに脱毛処理を続けるとシミやシワ・色素沈着の原因となります。家庭用脱毛器での肌トラブルを未然に防ぐためのセルフケアでは乾燥を予防することが第一なのです。

肌が乾燥していると、どうしてダメなの?

脱毛サロンなどで施術を断られる条件には、「肌の乾燥」も含まれていることをご存知ですか?
大手のエステサロンになると、肌チェックが厳しく、やっとの思いで予約を入れても当日あまりにも肌が乾燥している状態だと施術してもらえません。

どうして肌が乾燥していると施術してもらえないのでしょうか?
乾燥の度合いや状態にもよりますが、肌が乾燥している状態というのは、皮膚表面が非常に敏感になっています。ということは、通常よりも痛みを感じやすく、ちょっと強い出力の光にでも過剰に反応するため赤みや炎症といったトラブルになりやすく、ひどい時は毛嚢炎やヤケドにまで発展する危険も。

「どの程度が乾燥肌なの?」と、乾燥肌の境目がハッキリしない感がありますので、目安として。
例えば足のひざ下ですと、肌のキメが肉眼でハッキリとわかり、魚の鱗のよう。また、明らかに皮膚が粉を吹いたようになっている・カミソリを当てると皮膚が禿げる、などはもう完全にアウト。脱毛サロンでは施術してもらえないレベルです。(医療脱毛クリニックでは医師による施術がほとんどなので、そこまで厳しくはありません。何かあった時は迅速に対処できるからでしょう)ちなみに日焼けも施術を断られる理由のひとつです(皮膚内部が炎症を起こしているため)。

このように、皮膚に何らかの異常が少しでもあると、公共施設では脱毛できません。そこへいくと家庭用脱毛器での処理は、自己責任ですのでなんでもアリ。

乾燥肌だろうと自分の肌なのでバシバシ照射しても誰も何も言いません。ですが、皮膚は正直に反応します。「早く脱毛効果を実感したい!」「脱毛後のツルスベ肌をGETしたい!」のなら、まずは照射よりも肌ケアを優先することです。

乾燥肌になる原因は何?

肌が乾燥する原因はいくつかありますが、大まかに書くと。
〈スキンケア不足〉
〈食生活による栄養に偏り〉
〈生活習慣の乱れ〉
〈紫外線〉
〈洗いすぎ〉

などがあります。「食生活で乾燥?」と思われるかもしれませんが、体に必要な栄養素のほとんどは食事から摂取します。食事をおろそかにすると肌だけでなく、心身の健康にも影響を及ぼします。

これらの中に思い当たる項目があり、脱毛効果を確実に出したいのであれば、すぐに改善へと努力する必要があります。

もともと乾燥肌体質の人は脱毛器は使えないの!?

確かに、極度のアトピー体質であったり、皮膚になんらかの異常がある人が家庭用脱毛器を使う場合は医師の診断をあおぐ必要があるでしょう。ですが、ただ単に乾燥肌体質という場合は、キチンとケアをすることである程度解消できることもあります。

そのためにもセルフケアが重要になってくるわけですが・・ 
そこで!参考までに、乾燥肌を解消するための方法をいくつか紹介しておきましょう。

スキンケア|保湿成分の高い化粧水での保湿パック.

肌の乾燥を防ぐためには、保水力の強い成分を配合した化粧品を使うことが重要。
保水力の強い成分とは、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・レシチン・プロテオグリカンなどです。

このような成分が配合されている化粧水・もしくはローションを使うと乾燥肌は徐々に解消されるでしょう。ですが、これらの成分が配合されている化粧品は高額な商品が多く、顔に使うのならまだしも体に使うのは ”贅沢” すぎる感が否めません。

そこで、今便利なのが「プチプラ」と言われる化粧品。
チープな価格でありながら成分的にはしっかりとしたものが多く販売されています。乾燥を防ぐのが目的であれば、高価な化粧品をチビチビ使うよりも、プチプラのような安価だけど内容成分の確かなものを選んでタップリと!使う方が、より乾燥を防ぐことができます。

生活習慣|入浴時に保湿成分を含んだ入浴剤を使う.

「スキンケアでの保湿が面倒」という方は、いっそのこと毎日の入浴時に保湿も兼ねての『入浴剤』を使った方法を試してみてはいかがでしょうか。

保湿効果の高い入浴剤は今溢れるほど出回っていて、中には皮膚科医との連携で作られたものやハーブを原料にしたものなど様々なものがあります。お風呂に入れるだけで、使い方も超簡単!

そのような保湿効果の高い入浴剤入りのお湯に浸かるだけで十分な保湿ができるのですから、これ以上簡単な保湿ケアはないでしょう。

【入浴時の注意事項】・体の洗いすぎに注意!

乾燥の原因にも記述した通り、「体の洗いすぎ」はさらなる乾燥を招きます。

ナイロンタオルでの洗浄が主流ですが、ゴシゴシ洗いは避けましょう!また石鹸にも気を使って、できるだけ保湿成分に優れた良い石鹸・ボディソープを使うように!安価なものには乾燥を引き起こす強い洗浄成分が含まれている場合はあります。高いものがいいという訳ではありませんが、配合成分には十分注意するようにしてください。

【入浴時の注意事項】・熱湯/長湯は厳禁!

湯船のお湯の温度にも注意が必要です。暑すぎるお湯は皮膚への刺激が強く、乾燥肌の原因となります。

肌が乾燥すると痒みをも引き起こし、それを掻くことでさらなる乾燥を生み、酷い場合はアトピーへと発展することもあります。お湯の温度は38℃〜40℃程度のぬるめのお湯がオススメ!

食生活|サプリメントを取り入れる.

あまりにも乾燥がひどくてスキンケアの化粧水だけでは手に負えない、入浴剤でも改善されない・・ 食生活の改善まで到底手が回らない!という場合は、『サプリメント』の力を借りる という手もあります。必要な成分が配合されたタブレットを定期的に摂取するだけなので調理の手間などが省けます。

サプリメントも入浴剤同様、今では様々なものが市販されています。ビタミン・タンパク質・食物繊維・亜鉛・オメガ3脂肪酸など、肌の乾燥に効く有効成分が配合されたものを選びましょう。
わからない場合は、薬剤師さんが常勤しているドラッグストアで相談するという方法が!
 
以上のような方法で少しづつ乾燥肌を解消できれば、家庭用脱毛器でも十分に効果を実感できるようになるかと思います。

脱毛器で効果をアップする使い方が知りたい!

脱毛器での効果をよりアップさせるために ”保湿” が重要なことはおわかりいただけたかと思います。

では保湿以外の、脱毛器そのものの使い方で脱毛効果をアップさせるための方法はどのようなものなのでしょうか。

脱毛器は手順に沿って正しく使おう!使い方次第で結果が違う?!

使う脱毛器によって多少手順は変わってくるとは思いますが、自分の脱毛器を正しく使うことが脱毛効果のアップに繋がります。例えば、フラッシュ式の脱毛器であれば・・

脱毛前の照射の準備をキチンと整える!
・脱毛スケジュールを作成し、計画的に照射ができるようにプランをねる.
脱毛スケジュールを立てることは、途中で脱落しないためにも重要です。脱毛器が届いたら、即効で計画を練りましょう!

家庭用脱毛器の基本的な照射間隔は2週間に1回です。この間隔をキチンと守ることが大切。照射回数をこなしていって、ある程度脱毛効果を実感できるようになれば、徐々に伸ばしていくといった感じです。

この期間よりも短い間隔で処理をするのは、ランプの無駄遣いにしかなりません。スケジュールを立てる際は、生理の前後を避ける(予測がつけば)など細かい配慮も必要です。

また脱毛処理期間中にできるだけしてはいけないことなども注意事項として明記しておくと、「うっかり」を防げます。ちなみに、脱毛期間中に避けておきたいことは、「湯船に浸かる(照射日のみ)・紫外線を避ける・温泉/プールの前日の照射を避ける」などがあります。

・照射日の2〜3日前には剃り残しなくシェービングをして、当日は光がもっとも反応しやすいとされる毛足1〜2mmのベストな状態に!
前日のシェービングは必ずおこなってください。脱毛サロンでは、キチンとされていないと施術を断られるケースもあるほどシェービングは重要です。2〜3日前であれば、肌へのダメージもある程度回復していますのでベストな状態で照射することができます。

毛足が長い状態のまま照射すると、伸びている毛の方に光が集中します(毛が焼け焦げるだけ)。それでは脱毛効果もヘッタクレもありません。保湿と同様、シェービングも脱毛効果を高めるための大切な作業です!

照射当日、準備をキチンと整える!
・照射する箇所を洗浄する.
照射する直前のベストタイミングは入浴後しばらくして、肌の火照りが取れたぐらいがちょうどいいです。照射する際は、美容液など余計な保湿は不要です。肌はスッピンの状態で。

・シミやホクロなど光が過剰に反応しそうな部分をテープなどで保護する.
保護テープの色は濃い色ではなく、できれば白や肌色に近い色を使ってください。

・脱毛器の電源を入れ、各種設定があれば準備を!
充電タイプのものであれば、事前に前日から充電を完了しておきましょう。うっかり忘れて、あわてて充電!時間がかかって当日の照射ができなかった ということのないように!

・保冷剤/冷却ジェルで照射箇所をしっかりと冷やす.
特にデリケートゾーンを照射する場合はかなりキツ目に冷やすようにしましょう(ほとんど感覚がないくらい)。

・照射!
まだ脱毛器に慣れていない段階では、照射出力は必ずイチバン弱いレベルから。慣れていてもその日の肌の状態や体調によって痛みの度合いは違いますので、できるだけ低いレベルから照射するクセをつけておくといいかもしれません。

・照射後は再び冷却(肌の鎮静)、そして保湿!
照射後は必ず、「冷却→保湿」の順番でケアをしてください。肌の赤みが引かない時は、軟膏などを塗って対処しましょう。

脱毛器はちゃんと使ってるのに効果が出ない!という時の対処法は?

「脱毛の手順をキッチリ守り、脱毛器の使い方にも間違いはない(取説通り)。なのにどういうわけか効果が出ない」という場合も、なきにしもあらず・・です。

そんな時は、以下のことが考えられます。
・照射時の出力レベルをずっと低い状態で照射している.
・照射口のランプが汚れている.
・保冷剤などで皮膚を冷却した時に肌についた水分をキチンと拭き取っていない.
・シェービングした毛足の長さが脱毛器の光に反応していない.

など、細かく追求するとこのようなことが考えられます。この中のどれかに当てはまっているものがあれば、すぐに改善の余地があります。
 
脱毛器は手順を踏んで正しい使い方をすれば、ほぼ確実に効果を実感できるハズ。特に重要なのは、「保湿」。そして「冷却」。

脱毛前後のケアをしっかりと抜け目なくおこなうことが鍵となります。どうしても効果を実感できない場合は、もう一度使い方に誤りがないか確認する必要があります。

最悪それでも効果を得られない場合は、脱毛器自体の選択を間違っている可能性がたかいでしょう。その際はさらなる選択を迫られるわけですが、そこまでして効果を実感できないのであれば、もはや医療脱毛クリニックの門を叩いたほうがいいかもしれません。

いずれにしろ、家庭用脱毛器で効果を得るには長期戦を覚悟するのは必須。短期間で効果云々というぐらいの気持ちでは脱毛器での脱毛処理は向いていないでしょう。

根気強く処理を続けられる人こそ、脱毛器で綺麗なツルスベ肌をGETできるのです!!