家庭用脱毛器の購入を検討するとき「vioラインの脱毛ができるのか?」という疑問は誰もが抱く問題ではないでしょうか。しかも、意外と重要だったりします。
実際、家庭用脱毛器は機種によってはデリケートゾーンには使えないものもあり、今現在人気の機種であるフラッシュ式のケノンや2PS・ローワン、そしてレーザー式のトリアなど、ほぼ全ての機種で基本的にvラインはOKでもi・oラインには対応していません。
「対応していない」というよりも、メーカー側が「推奨していない」のです。ですがそこは自分で自由に処理ができる家庭用脱毛器!気になるvioの脱毛はできるのか?徹底検証してみました!!
Contents
※ 家庭用脱毛器でiライン,oラインはできるのか?!
当然ですが、脱毛サロンでのi・oラインの処理は、普通にできます。サスガに粘膜部分まではしないというところが大半のようですが、とにもかくにも「vioが脱毛できる」というのはかなりの利点です。
では家庭用脱毛器ではどうなの?ということで、今回このページではiラインとoラインにマトを絞って検証していきたいと思います。
そこでまずズバリ!家庭用脱毛器でi,oラインを脱毛処理しようとする場合は、基本的に「自己責任」というかたちになります。
最先端 かつ 国内シェアNo1の脱毛器ケノンですら 一応「v」はいいとしても「i,o」については推奨していません。レーザー式人気No1のトリアについても「臨床データーがない」ということで、やはりNG。
ですが、どのメーカーも推奨していないというだけで「禁止」しているわけではありません。これはつまりどういうことかと言いますと、”自己責任であればどこを照射しようと自由” ということに他なりません。
(人体機能にかかわる部分への照射は絶対にダメというのは言わずもがな)
ただし、i,oラインへの照射は細心の注意と 高度なテクニック?が必要となりますので、使用する脱毛器に十分慣れていることが条件になります。
そう考えると、「vioに使えない脱毛器など存在しない」ことになりますが・・ 要は自由自在に操ることができ、その脱毛器の使用方法を遵守し、かつ、十分なケアを怠らずに処理をすれば、いかなる脱毛器であっても十分な効果を期待することは可能ということ。
ですが「抜く」「剃る」といったことのみで、ムダ毛を根本(毛根)から処理できないタイプの脱毛器は除きます。
ということで、家庭用脱毛器でvioを処理するためにはどんなことに注意をすればいいのか、具体的なやり方を徹底的に解説していこうと思います。
【セルフ脱毛の注意点】 i・oラインの自己処理は細心の注意が必要!
vioラインの中で特にiラインとoラインの自己処理は注意が必要です。vラインだけなら、まだ自分で直接目視確認ができるので安全で確実に処理できますが、i・oラインとなると そうはいきません。どうしても鏡を介しての処理になってしまうので、感覚がにぶりがちになるからです。
脱毛器で照射するだけなら、なんとなく ”慣れ” と ”感” で出来ることもあるかもしれませんが、問題なのは照射よりも事前のシェービング。
このシェービングの時点で皮膚を傷つけてしまったら完治するまで照射は不可能です。シェービングする道具は刃物ですのでちょっと手元がくるうだけで皮膚を傷つけてしまいます。
家庭用脱毛器でのi・oラインの自己処理で、もっとも気をつけるべき点はこの ”シェービング” ではないでしょうか。家庭用脱毛器を使用する条件は「健康な肌」という規定はどのメーカーも同じです。
そこで、i・oラインを照射する際の事前準備である「シェービング」について、安全なやり方をご紹介します。
【i,oライン】手順その1.シェービング!
i,oラインの処理手順は、ほぼvラインと同じですが、形を決める必要がない点が楽です。
vラインの場合一部分を残すのが基本(というか人気)なので、自分の好みの形にするためには ちょっとしたテクニックが必要になります。
一方i・oラインの処理では、生えている全ての毛を処理するだけ。なので何も考えずに作業ができるところはvラインよりも処理がしやすいというところではないでしょうか。
では実際にシェービングの手順を解説していきましょう!
先ずは処理する部分を清潔に!
まず最初にすることは、i・oラインに限りませんが「処理する部分を清潔にする」こと。そして その部分の皮膚をあたためて十分に柔らかくすることも重要です。
シェービングをするタイミングとして理想的なのは、お風呂上がり。かといって入浴中に処理をするのはやめましょう。お風呂の中は思った以上に雑菌で溢れています。処理中にうっかり皮膚を傷つけ雑菌が患部に入らないとも限りません。
入浴中ではなく、処理をする際は必ず入浴後、体が十分に温まって皮膚や毛が柔らかく、程よい湿感で 毛穴がしっかりと開いているうちにおこなうのがBEST!
入浴後にできない場合は、キレイに洗浄した後に必ず蒸しタオルなどを当てて皮膚をあたためて柔らかくし、十分に毛穴を開かせましょう。
特にvioラインに関しては、安定した場所での処理を徹底しましょう。自室でもベッドなど不安定な場所での処理は絶対にNGです。
【シェービングに入る前の注意点】
シェービングは、vの場合と同じように 前もって(照射当日の2,3日前)やっておきましょう。
iラインの毛は、粘膜に近い部分への照射はNGです。全部無くそうと頑張る人もいますが、ヘタに局部に近いトコロまで照射して「病院へ直行」 なんて事になったらシャレになりません。ショーツで隠れる部分はギリギリでとどめておくのがいいかと・・。
シェービングをするのにカミソリを使う場合は、できるだけ安全ガードのついた、女性専用のものを使った方が 柔らかいデリケートな皮膚を傷つけません。
vラインのページでも紹介しましたが、『i,oライントリマー』という、深剃りできないビキニライン専用のコンパクトシェーバーがオススメです。
iラインシェーバー
← コチラ
元々は、ケノン専用に販売されていますが、普通にヤフーや楽天・Amazonなどで単品購入できます。
(販売元価格税込で¥2,500- ほど)1個持っておくと、vio以外でもあらゆる細かい部位に使えるので便利です。
♪ シェービング時の気になる小ネタ1「iラインは無毛派?それとも残す派?」
iラインの毛を残すか残さないか・・というのは個人差があるでしょう。
前述したように、このサイトでは、i・oラインはハイジニーナ(完全無毛)をお勧めしています理由としては、衛生面におけるメリットを優先して、そのほうが より清潔感を保てるからです。
しかしながら、生活面においては iラインをハイジニーナ状態にしてしまったことで排尿時、人によっては毎回尿が太ももを伝って流れるというデメリットがあったり(本来 隠毛があることで尿を下へと誘導するという役割が)、医学的にも、陰毛があることで感染症の予防に繋がったりといったメリットがあります。また、隠毛には性ホルモン分泌(フェロモン)の役割があり、異性を惹きつける効果もあるとか・・
陰毛には其れ相応の理由があって生えているという見解もありますので、むやみに無毛にしてしまうというのも問題があるかもしれませんね。
i・o部分をキレイにしたらお次はカッティング.
処理をする前準備(洗浄)ができたら次はカッティング。シェーバーやカミソリを入れる前に毛をあらかじめ短くカットする作業です。この段階では普通のハサミでOK。
カットだけであれば、膣口近くの粘膜部分ギリギリまで処理しても問題ありません。
ですが照射するのは膣口とその外陰部「小陰唇(しょういんしん)」はできるだけ避けるようにしましょう(シェーバーやカミソリも厳禁です)。カットして揃える程度に抑えておけばOK。
どこまで処理をすればいいかわからない場合は、一度 お気に入りの水着やショーツを着用してみて確認するという方法もあります。確実にはみ出しそうな部分を処理するようにすればいいのです。
ひと通りカットが終わったらいよいよシェービング!
シェーバーもしくはカミソリをあてたときに引っかかりや絡みつきがない程度にカットしたら、いよいよシェービングの開始です!
♪ シェービング時の気になる小ネタ2「i・oラインを処理するときの体勢は?」
まず、安定のいい場所で体制を整えます。ここで気になるのが、「シェービング時はどのような体勢がBESTなのか」ということ。これについては人それぞれ好みや、やりやすさなどが違いますので一概にはいえませんが、例として2通りご紹介します。
1. 床に足を出して座った状態から大きく開脚し、ヒザを少し立てて間に小ぶりのスタンドミラーを置く姿勢.
2. 椅子 もしくは踏み台のようなものを準備し、その上に片足を乗せ、間の床に鏡を寝かせて置くスタイル.
(この体制は、鏡を使わずに覗き込むというやり方もあります)
人によってやりやすい仕方は違うと思いますが、上記2種類が一般的にオーソドックスなやり方です。
抑えるべきポイントは、”必ず安定した場所” ”安定した体勢” であること。ソファやベッドなど体の重心が容易に崩れるような場所での作業はNGです。
さて、では 体勢をしっかり整えたら、いよいよシェーバーやカミソリをあてていきます。
まず剃り毛をする部分にシェービングクリームをマンベンなく塗ります。
シェービングクリームが無い場合は、肌を保護できる潤滑剤のようなものがあれば大丈夫です。例えばワセリン系のモノ・・「手持ちの乳液」や「ニベア」などでもOK。避けたほうがいいのは、石鹸やボディソープなどの洗浄効果があるモノ。
不必要に洗浄効果があると、肌の油分を奪い乾燥を招きます。これらの潤滑剤はあまり塗り過ぎず、薄〜く伸ばす程度で。付けすぎると毛を覆ってしまって見えづらく、かえって剃りにくくなってしまいます。
シェービングするときのポイントは、「毛の流れに沿って刃をあてていく」こと。必要以上に力が入りすぎて、刃を皮膚に押し付けるのはやめましょう。軽〜く肌表面を滑らせる感じで。vioでの逆剃り(毛の流れに逆らって剃る方法)は極力控えてください。
刃を当てる部分の皮膚を、もう片方の手で軽く伸ばしながら慎重に剃って行きます。
上記で紹介したラヴィアシリーズの「iラインシェーバー」は深ぞり防止で安全ガードもついているので安心です!ただ、通常の女性用シェーバー(I字タイプ)とは違いT字タイプなので最初は若干使いづらいと感じる人もいるかもしれません。
シェービング後の皮膚は摩擦によって傷ついています!
どんなに丁寧に処理をしてもシェービングした後の皮膚は多少なりとも傷ついています。処理後は冷やしたタオルや保冷剤などでホテッた皮膚をしっかりと冷却・鎮静しましょう!
さらに日頃使っている化粧用のローションや乳液で肌を保護することも忘れずに。家庭用脱毛器で脱毛処理をしている間は、とにかく「保湿ありき」と心得ましょう!
【i,oライン】手順その2.照射!
ある程度毛足も揃いキレイに剃り終わったら、次は実際に脱毛での照射(脱毛)です!!
フラッシュ式脱毛器の場合、シェービングしてからすぐの照射は推奨していません。シェービング後2日3日置いてから、毛足を1〜2mm程度に伸ばすほうが、より脱毛効果があるとされているためです。
ただしトリアはレーザータイプの脱毛器ということで、シェービング直後の照射もOKです(トリア取説による)が、水気をよくふき取ることを忘れずに。
照射は必ず脱毛器の一番低い出力から!
照射する際は、粘膜部分・局部への照射を避けるため、ショーツは着用しておく事。ギリギリまで照射を望む場合は、Tバッグやタンガ(Tバックとショーツの中間のようなもの)などを着用して、少しづつズラす感じで照射するといいでしょう。
(サングラスはもちろん装着,クーリングも忘れずに!)
i・oラインの照射は、かなり難しいですが(特にo)、上記のような体勢で鏡を駆使すれば できます。くれぐれも2度打ち(重ね打ち)には注意してください。そして、ここが重要なポイントです!
必ず!低い出力から始めること!iライン・oラインは超デリケートゾーンですし、多くの場合黒ズミなどの色素沈着を起こしている部分なので、フラッシュ式脱毛器といえども痛みを伴う場合が多いです。
oラインへの照射は難しい・・けどあきらめないで!
oラインは背中同様体の背面ということもあり、なかなか照射するのが難しい部分です。鏡を介しても、毛自体が割れ目部分に集中していることが多いため、かなり見づらくなっています。
場所的にも シェービング後は、かなりチクチク感があるので早く処理をしてしまいたいところ。
ちなみに脱毛サロンでのoラインの施述は、うつ伏せ状態で処理をするところが多いようです。稀にiラインの延長で、そのまま仰向け状態から片足ずつ開いて行う場合もあります。
ですが一人でおこなう家庭用脱毛器の場合は、うつ伏せというわけにはいきません。
いちばん楽なのは、鏡を背に立った状態から少し前屈姿勢になり、片方の手でお尻の皮膚を軽く引っ張りつつ照射、という体制。鏡を振り返って見るというシチュエーションになるので、長時間の作業は厳しいですね。処理は素早く確実におこなう必要があります。
その他にも、うつ伏せではなく横向きに寝た状態でするという方法もあります。いずれにしろ自分がもっとも楽だと思う方法でするのがいちばん!
女性は男性のようにお尻にまでムダ毛が生えている人はマレなので、照射はあくまでも肛門周辺のみのごく狭い範囲になるかと思います。フラッシュ式の脱毛器であれば、平均的な口径7㎠程度のカートリッジであれば10ショットあれば十分足りるのではないでしょうか。
【i,oライン】手順その3.クーリング(鎮静)& 保湿.
一通り照射が終わったら、vラインの時と同様に保冷剤 もしくはよく冷やしたタオルでクーリングして皮膚を落ち着かせ(鎮静)、毛穴を引き締め、ローションや乳液などで保湿・保護を忘れずに!実はこの一手間が脱毛後の仕上がりを大きく左右するので、むしろ処理そのものよりも重要だったりします。
家庭用脱毛器での処理は照射の際、ジェルなどの塗布が必要ないので処理自体は楽ですが、事前事後のケアが少々面倒と言えるかもしれません。
ちなみに、vioの脱毛と同時進行で(日付は変えて)スキンケアカートリッジを使う事で、vio部分の黒ずみ(色素沈着)なども徐々に解消できるので、スケジュールに組み込んでおくと脱毛と同時に美肌もGETできますよ(脱毛が2週間おきだとしたら、その間の週に入れ込む など)。
i,oラインの脱毛に最適な脱毛器はコレ ↓
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